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Autodesk Fusion (Fusion360)の使い方と特徴 基本操作から実践方法まで詳しく解説

最終更新日:2024.05.22 / 公開日:2021.12.24

3次元CAD(3DCAD)ソフトを使ってみたいと思った方、または3次元CADソフトを使ったことがある、もしくは今使っているという方はきっとAutodesk Fusion (Fusion360)というソフトを聞いたことがあるのではないでしょうか。
「名前はよく聞くけど、実際に使いやすいソフトなの?」
「CAD/CAMソフトなんて使ったことないけど、自分でも習得できるの?」
「そもそもAutodesk Fusion (Fusion360)ってCAD機能だけのソフトなの?」
このような疑問をお持ちの方もいらっしゃると思います。
ここではそのような疑問を解決できるよう、簡単にですが、Autodesk Fusion (Fusion360)の使い方についてご紹介していきます。また、導入をご検討中の方には、弊社がご提供するサポートサービスもおすすめです。料金や無料体験も含めてご案内します。

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Autodesk Fusion (Fusion360)の基礎知識

Autodesk Fusion (Fusion360)とはいったいどのような特徴のあるソフトなのでしょうか。使い方の前に、まずは特徴をご紹介します。

製造業を支援するソフトには、CADソフトやCAMソフトなど様々なジャンルがあります。そのうち、CAD/CAM/CAEを統合した、「設計者、エンジニア、機械オペレーター向けのプロフェショナルツール」がAutodesk Fusion (Fusion360)です。

Autodesk Fusion (Fusion360)とは

Autodesk Fusion (Fusion360)は、AutoCADをはじめ、世界的に使用されているCADソフトのメーカーであるAutodesk社が開発・提供するCAD/CAM/CAEの統合ソフトウェアです。
そもそもCADとは「Computer Aided Design」の頭文字をとったもので、コンピュータを使って設計等のデザインをするソフトを指します。前述のAutoCADをはじめ、広く使用されているCADソフトの種類は多種多様です。CADには大きく分けて、平面上でデザインを行う2次元CAD(2DCAD)と、立体的にモデルをデザインする3次元CADの2種類があります。
このうちAutodesk Fusion (Fusion360)は後者の立体デザインを行う3次元CADの機能を持っており、部品等の形状設計に使用できます。さらに、CAM機能やCAE機能、CG機能、3Dプリンター用データ作成などにも使えるフォーム(スカルプト)モデリング機能も持ち併せている点もポイントです。このように、CADのなかでも守備範囲がとても広い、という特徴を持った高機能ソフトなのです。 関連:Autodesk Fusion(Fusion360) 一般的に、「CAM機能にはCAMソフトを使用」「CAE機能にはCAEソフトを使用」というように、それらの機能はそれ一つで単体のソフトウェアとして販売されていることが多い傾向にあります。そのため、目的に応じてそれぞれソフトを購入しなければなりません。しかし、Autodesk Fusion (Fusion360)はそれらの機能を全てカバーしていますので、このソフト一つでCAMやCAEなどの工程を一貫して行えます。
しかも、料金にはサブスクリプション契約形式を採用。年間88,000(税抜)」という大変お手頃な価格で高機能なソフトを使用できます。 また、Autodesk Fusion (Fusion360)はクラウドベースソフトである点も大きな魅力です。インターネットに接続できる環境があれば、ソフトウェアの更新やファイル共有をどこからでも行うことができます。かつ、どこからでもツールにアクセスしてソフトを使用できるのです。

Autodesk Fusion (Fusion360)の特徴

Autodesk Fusion (Fusion360)の画面周りは、Microsoft社のワードやエクセルのような、リボンメニューというユーザーインターフェースを採用しています。シンプルなデザインのため、初めてCADソフトに触れる方や、これから3Dプリント・モデリングに挑戦してみようという方でもわかりやすく、直感的に操作を進め易い構成になっています。 また、多彩なコマンド・数多くの機能が用意されているので、初心者の方だけでなく、3次元CAD(3DCAD)ソフトの扱いに慣れた方でも、十分に期待に応えられるようになっています。

さらに、Autodesk Fusion (Fusion360)はパラメトリックモデリングを採用しているため、モデルの作成履歴が残るので、もし仮に後工程で設計変更や仕様変更などがあった際でも簡単に編集・修正できます。 アセンブリにも対応しており、モデルから各パーツに分けるトップダウンアセンブリと、あらかじめ分けて設計した各パーツをまとめてモデルを作成するボトムアップアセンブリのどちらも可能です。そのほかにも、解析機能で応力や変位を計算することや、実際に製品になった時の外観イメージがしやすいレンダリング機能も備えています。
このように、安価でありながらも充実した機能を持つソフト、それがAutodesk Fusion (Fusion360)なのです。

Autodesk Fusion (Fusion360)の使い方【基本編】

では、実際にAutodesk Fusion (Fusion360)でモデリングをする際の手順をご紹介します。

まずはAutodesk Fusion (Fusion360)をパソコンにインストールしましょう。インストールもインターネットから簡単に行うことができます。

スタート方法

お使いになるパソコンのインターネットブラウザから、ダウンロードページ(https://www.autodesk.co.jp/products/fusion-360/free-trial )へ進み、ソフトをダウンロードおよびインストールします。 ダウンロードの際にはオートデスクアカウントへのサインインが必要ですので、アカウントをお持ちで無い方はあらかじめ作成してください。アカウントをお持ちの方はIDとパスワードを入力し、サインインしてください。
「非商用目的」「商用目的」「教育目的」など、お使いになる目的(後述します)に応じてボタンを押し、ダウンロードをしてください。ダウンロード後、インストールが終了しましたら、アイコンのダブルクリックや「右クリックメニュー>開く」、Enterキーなどで起動します。無事にスタート画面が表示されれば、準備完了です。
より詳しいインストールの方法については、以下のリンクで解説していますので、ぜひ参考にしてください。
Autodesk Fusion(Fusion360)インストール

基本画面

∟アプリケーションバー

1.アプリケーションバー.png

画面左上部に配置されています。新規作成や保存、開く、操作の取り消し・やり直しなどのファイル操作関連コマンドがあります。


∟ツールバー

2.ツールバー.png

アプリケーションバーの下に配置されています。一番左のボタン(作業スペースボタン)で、使用したいメニューを選択すると、それに従って使用するコマンドが切り替わります。


∟ビューキューブ

3.ビューキューブ.png

画面右上に配置されています。上面表示やアイソメ表示など、モデルが表示されている向きを切り替える際などに使用します。


∟ブラウザ

4.ブラウザ.png

画面左側に配置されています。作業中のファイルの中にはどのような要素が含まれているか、ツリー表示します。


∟タイムライン

5.タイムライン.png

画面左下部に表示されます。こちらに作成履歴が残りますので、仕様変更や寸法の変更等に対しても容易に編集することができます。


∟ナビゲーションバー

6.ナビゲーションバー.png

画面下部に配置されています。回転や正面表示、拡大など画面表示に関わる項目が配置されています。


∟表示設定

7.表示設定.png

画面表示に関わる設定ができます。

作業スペース

8.作業スペース.png

画面左上部に配置されています。作業スペースには、デザイン、ジェネレーティブデザイン、レンダリング、アニメーション、シミュレーション、製造、図面の7種類が用意されています。

9.デザインタブ.png 例えば「デザイン」画面に切り替えると、作成や修正、アセンブリなどのコマンドが配置されたツールバーに切り替わります。「製造」に切り替えるとセットアップ、アクション、管理などのコマンドが配置されたツールバーに切り替わります。このように、常に画面上に全てのアイコンが表示されているソフトと違って、使い慣れていない方でも間違ったボタンを押してしまうことを回避することができるようになっています。

Autodesk Fusion (Fusion360)の使い方【実践編】

続いて、より具体的なモデリングの手順についてご紹介します。あくまで基本機能を用いたものではありますが、Autodesk Fusion (Fusion360)入門としてぜひ挑戦してみてください。

プロジェクトとコンポーネントの作成

Autodesk Fusion (Fusion360)ではクラウド上に「プロジェクト」で管理します。「プロジェクト」とは「フォルダ」のようなものだと思ってください。その「プロジェクト」内に「コンポーネント」というファイルで管理します。
それではAutodesk Fusion (Fusion360)のモデリング操作方法を、チュートリアル方式でご紹介します。今回は幅100mm×奥行80mm×厚さ20mmの直方体を作成します。

1. まずアプリケーションバーの「ファイル」にある「新規デザイン」を選び、作業スペースを「デザイン」にします。

10.新規作成.png

2. ツールバーで「スケッチ」を選び、図形を描く平面を指定します。

11.スケッチを作成.png

3. 今回はXY平面を選びます。

12.平面選択.png

4. 「作成」の中の「2点指定の長方形」を選択します。

13.スケッチ.png

5. 1点目をクリックすると寸法が入れられるようになりますので、100と入力してtabキーを押してください。もう一辺の寸法入力欄に80と入力、Enterキーを押すと、100mm×80mmの長方形が作成されます。

14.スケッチ.png

6. 「スケッチを終了」を押します。

15.スケッチ終了.png

7. ツールバーで「押し出し」を選びます。
押し出す平面(今回はXY平面)をクリック。

16.押し出し.png

8. 距離の欄に20を入力

17.押し出し2.png

9. Enterキーを押すと、幅100mm×奥行80mm×厚さ20mmの直方体が完成します。

18.完成.png

Autodesk Fusion (Fusion360)の使い方がわかる解説記事

当サイトでは、Autodesk Fusion (Fusion360)の使い方を解説したコラム記事を掲載しております。いずれも初心者向けの基本的な機能・操作解説となっていますので、これからものづくりを始める方はぜひチェックしてください。

テキストを入力する方法
回転コマンドの使い方
アセンブリ機能の使い方
スカルプモードでモデリングする方法
レンダリング機能の使い方
アニメーション機能の使い方
シミュレーション機能の使い方

Autodesk Fusion (Fusion360)を企業で利用するには

Autodesk Fusion (Fusion360)は「非商用目的」「商用目的」「教育目的」というように、お使いになる目的によって、ライセンスが異なりますので、目的に合ったものをお選びください。

「非商用目的」および「教育目的」には、学生や教育機関および個人のユーザー様が趣味で使用する場合などが該当します。この場合、実質無料で使用することができます。
「商用目的」には、法人等が営利目的で使用する場合が該当します。この場合、サブスクリプション契約で年間¥88,000(税抜)」という安価で使用することができ、さらにクラウドクレジットを使用することで、必要な機能を必要な期間だけ後で追加することもできます。

30日間なら体験版の利用が可能

体験版をご希望に際には、弊社WEBサイト
体験版申込フォームから、お気軽にご依頼ください。
オートデスクアカウントの作成から体験版ダウンロードのご案内まで行わせていただきます。

お問い合わせはこちら

TEL:045-316-4331 

フアクトならケアサービスも提供

CADソフトもCAMソフトも、実務として使用するには疑問点が出ることは間違いなくあるでしょう。どのように操作したらこの形状ができるのか、この機能はどんな機能でどんな時に役に立つのか。そのような時フアクトなら充実のサポート内容で、お客様の「困った、質問したい」に対応します。

フアクトでご契約いただいたお客様には、以下のサポートサービス(フアクトケア)を提供いたします。

・電話やFAX、メール、リモートによるテクニカルサポート
・NCデータ編集設定アドバイス
・有料講習(オンサイト)の10%割引提供(※遠方の場合、別途交通費がかかります)
・有償修理時の基本料金が無償
・工場自働化に関するシステム構築や、ネットワーク構築のコンサルティング
・モデリングサービスの10%割引提供
・ハードウェア故障時に代替機を貸出

リモートサポートは特に好評です。電話などでは難しい複雑な形状の説明も、同じ画面を共有できるリモートサポートでストレスなく疑問点が解決できます。
さらに充実したサポート内容の「フアクトケア プレミアムサービス」や「フアクトケアplus」もご用意しておりますので是非ご相談ください。

初心者の方には無料オンライン体験セミナーもおすすめ

弊社では、初心者の方向けにAutodesk Fusion (Fusion360)の無料オンライン体験セミナーを不定期で開催しております。画面の基本操作や図面・3Dモデルの作成を丁寧にレクチャーいたしますので、ぜひお気軽にご参加ください。
Autodesk Fusion(Fusion360)体験セミナー

推奨動作環境

オペレーティングシステム:
Apple® macOS™ Catalina 10.15、Mojave v10.14、High Sierra v10.13 (Apple セキュリティ アップデートの詳細)
Microsoft® Windows® 8.1 (64 ビット) (2023 年 3 月まで)
Microsoft Windows Windows 10 (64 ビット)
Microsoft Windows Windows 11

CPUの種類:
64 ビット プロセッサ(32 ビット版はサポートされていません)、4 コア、1.7 GHz Intel Core i3、AMD Ryzen 3 以上

メモリ:
4 GB の RAM (内蔵グラフィックス 6 GB 以上を推奨)

グラフィックスカード:
DX 11 以上をサポート
VRAM 1 GB 以上の専用 GPU
RAM 6 GB 以上の内蔵グラフィックス

ディスク空き容量:
3 GB のストレージ

画面解像度:
1366 x 768 (表示スケール 100% で 1920 x 1080 以上を強く推奨)

ポインティング デバイス:
HID 準拠マウスまたはトラックパッド、オプションで Wacom® タブレットおよび 3Dconnexion SpaceMouse® をサポート

インターネット:
ダウンロード速度 2.5 Mbps 以上、アップロード速度 500 Kbps 以上

依存関係:
.NET Framework 4.5、SSL 3.0、TLS 1.2 以降

複雑なモデリングと処理向けに推奨される仕様は下記のとおりです。
CPU の種類:3 GHz 以上、6 コア以上
メモリ:8 GB 以上の RAM
グラフィックス:VRAM 4GB 以上の専用 GPU、DirectX 12 をサポート

Autodesk Fusion (Fusion360)の使い方をマスターして、業務効率化!

Autodesk Fusion (Fusion360)の特徴や使い方について参考になりましたでしょうか?
Autodesk Fusion (Fusion360)は初めてCADソフトに触れる方でも、他のCADソフトを長く使っている方でも、どちらのユーザー様もご満足いただけるソフトになっています。是非Autodesk Fusion (Fusion360)の使い方をマスターして、貴社の業務に役立ててください。

Autodesk Fusion (Fusion360) FAQ

個人利用の場合もAutodesk Fusion (Fusion360)を無料で使用できますか?

はい。個人用 Autodesk Fusion (Fusion360) は、標準機能を搭載した無料のオンライン CAD です。自宅用/非商用プロジェクトにご利用いただけます。

Autodesk Fusion (Fusion360)は無料で使い続けることはできますか?

商用版 Autodesk Fusion (Fusion360)では、設計、3D モデリング、CAM/CAE/PCB 開発プラットフォームの全機能をご利用いただけますが、無料で使い続けることはできません。

初めてAutodesk Fusion (Fusion360)を使用するので、活用できるか不安です。

フアクトでは初めてAutodesk Fusion (Fusion360)をお使いになられるお客様に
下記のようなフォローを行っております。
1. まずは体験 無料体験セミナーの定期開催
2. 困ったときにすぐ聞けるQ&Aサポート(電話・メール・リモート等(有償))
3. かゆいところに手が届くお客様サポート
  ポストプロセッサ作成やNCプログラム作成サービスなどから、
  導入支援までご用意しております。

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