PRODUCT製品紹介:Fusion 360 コラム記事

Fusion360で文字を入力・立体化する方法と、3Dモデルへの刻印の仕方

2020年10月28日(水) 更新

Autodesk Fusion360を使うと、簡単にCADのキャンパス上へ文字の入力が行えます。さらに、文字の3D化(立体化)や、3Dモデルへの刻印・押し出しも可能です。これらは製品のデザインには欠かせない基本操作なので、ぜひともマスターしておきたいところでしょう。

そこで今回は、文字入力の基本から応用までの手順を解説します。一通りの流れをフロー形式で記載していますので、ぜひ手を動かしながらご覧ください。

Fusion360 文字_トップ.jpg

Fusion360で文字を入力する方法【基礎編】

最初はもっとも基本的な、文字の作成方法から習得していきましょう。Fusion360のテキスト作成は非常に簡単です。illustratorのテキスト作成に近いイメージでサクサクと入力ができます。以下では、具体的な手順を見ていきましょう。

文字の作成の仕方

  • 1. ツールバーの左上にある「スケッチを作成」をクリックします。
  • 2. スケッチを作成する平面を選択します。
  • 3. ツールバーがスケッチ用に切り替わります。このなかから、「作成▼」のボタンをクリックしてください。
  • 4. 作成コマンドの一覧が表示されるので、このなかから「テキスト」を選択します。
  • 5. 文字の位置を指定します。なおこの位置はデフォルトの設定だと文字の左下の部分にあたります。
  • 6. テキストの位置を指定すると、「テキスト」というダイアログボックスが表示されます。このなかに「テキスト」という名称のボックスがあるので、表示したい文字を書き込んでください。
  • 7. キャンパス内に書き込んだ文字が描写されて完成です。

入力した文字にできる操作

キャンパスに書き込んだ文字は、後から高さや角度、文字装飾、フォントなどを細かく調整できます。また、テキストの分割でさらに細かい単位での編集・調整も可能です。

テキストのダイアログボックスで設定できる項目

  • テキスト: テキストの内容を書き込み・修正できます。
  • 高さ: 文字の高さを設定します。はじめに配置した「文字の位置」から〇〇mmといった数値で決められます。
  • 角度: 文字の角度を設定します。単位の表記は「deg」です。
  • 文字スタイル: 文字に太字、イタリック(斜体)、下線(アンダーライン)といった装飾形式を加えられます。
  • フォント: 文字のフォントを設定します。使用できるのはOSにインストール済みのフォントのみです。(※)
  • 反転: 水平・垂直方向へと文字を反転できます。

※MacOS版の場合、日本語のフォントは変更をしても描写に反映されない仕様です

なお、テキストのダイアログボックスを閉じてしまった場合には、対象の文字(スケッチ)にカーソルを合わせて選択した後、右クリックをしてください。その後で開かれるメニューのなかの「テキストを編集」をクリックすることで、再度ダイアログボックスを呼び出されます。

テキストの分割

右クリックメニューから「テキストを分解」をクリックすると、文字がバラバラのプロファイルに分解されます。それぞれの線や面をスケッチとして編集できるようになるので、より自由な形状の編集・調整が可能になります。

Fusion360で文字を入力する方法【応用編】

続いては応用編に挑戦してみましょう。主に、3Dモデルと文字を組み合わせる方法を解説します。

文字を3Dモデル化(立体化)する

  • 1. 【基礎編】の手順で文字を作成します。
  • 2. スケッチパレットのダイアログボックスの下部にある「スケッチを終了」というボタンをクリックします。これでスケッチモードが終了します。
  • 3. 作成した文字を選択します。
  • 4. ツールバーにある「押し出し」をクリックします。
  • 5. 青い矢印が文字の中心部に表示されるので、矢印方向にマウスでクリックしながら持ち上げます。
    ※もしくは、押し出しのダイアログボックス内にある「距離」で押し出す距離を設定します
  • 6. 押し出しのダイアログボックス下部にある「OK」ボタンをクリックします。

3Dモデルに文字を刻む

  • 1. 文字を刻む対象となる3Dモデルを新規に作ります。
  • 2. ツールバーの左上にある「スケッチを作成」をクリックします。
  • 3. 文字を刻みたい3Dモデルの面を選択します。
  • 4. 【基礎編】の手順に従い、文字を作成します。
  • 5. スケッチパレットのダイアログボックスの「スケッチを終了」をクリックし、スケッチモードを終了します。
  • 6. 「文字を3Dモデル化」するの手順4.までを実行します。
  • 7. 青い矢印を3Dモデルの内部方向へ移動します。
    ※もしくは、押し出しのダイアログボックス内にある「距離」で押し出す距離を設定します
  • 8. 最後に、押し出しのダイアログボックス下部にある「OK」ボタンをクリックして完了です。

【逆手準】3Dモデルから文字を押し出す

前項では、3Dモデルに文字を刻む工程を説明しました。しかし、7の手順で、青い矢印を3Dモデルの外方向へと移動すれば、3Dモデルから文字を押し出すことも可能です。

曲面に文字を入れる・押し出す

  • 1. 文字を刻む対象となる曲面のある3Dモデルを新規に作ります。
  • 2. ツールバーの「構築」>「オフセット平面」で、曲面と平行になる作業場所(平面)を作ります。
  • 3. ツールバーの左上にある「スケッチを作成」をクリックします。
  • 4. 手順2.で作成した作業場所(平面)を選択します。
  • 5. 【基礎編】の手順に従い、文字を作成します。
  • 6. スケッチパレットのダイアログボックスの「スケッチを終了」をクリックし、スケッチモードを終了します。
  • 7. 「文字を3Dモデル化」するの手順4.までを実行します。
  • 8. 押し出しのダイアログボックスにある「開始」で「オブジェクトから」を選びます。
  • 9. 3Dモデルの曲面を選択します。
  • 10. 青い矢印を3Dモデルの方向へドラッグします。

上記の手順を踏むと、曲面に沿った状態で文字の押し出しが行われます。以前のバージョンに比べると、非常に作業が簡単になりました。

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