CASE STUDY導入事例

株式会社 大矢製作所

Fusion(Fusion360)導入後に円弧関係やR形状などが正確に。NCデータ作成時間の短縮も実現。製造効率化以外に社内情報共有も向上。

導入の狙い
・複合旋盤の導入がきっかけ
導入システム
・Fusion(Fusion360)
効果
・円弧関係や、R形状などの正確性が向上
・NCデータ作成時間の短縮
・打ち合わせ時の正確性が向上
・製造効率化以外に社内情報共有も向上

株式会社大矢製作所(以下、大矢製作所)は1961年(昭和36年)、現在の代表大矢賢司氏の祖父、大矢基次郎氏が金属部品加工業として創業。部品加工全般の受託加工から始まり、現在は自社商品なども手掛けている。このたび、フアクトからFusion(Fusion360)を購入した経緯を伺った。

複合旋盤の導入をきっかけにFusion(Fusion360)を導入。

大矢製作所は摩擦圧接接合による接合と接合したワークを切削加工で形状を作る業務を行っており、同材質のものから異種材質の接合部品を手掛けている。素材は鉄系からSUS、AL、CU、Tiなどを対応しており、機械加工単体での受注もしている。Fusion(Fusion360)を導入するまではNC旋盤に打ち込むGコードを手入力でおこなっていたが複合旋盤を導入する際にCAD/CAMが必要となり、3Dデータに対応しているFusion(Fusion360)をフアクトから導入することになった。

特に円弧関係や、R形状などで正確性が向上。

客先からデータをもらい、それをもとにデータ作成しているが、Fusion(Fusion360)導入後は特に円弧関係やR形状などの正確性が向上した。また、NCデータ作成時間の短縮にもつながっており、機械動作の確認を安全面も含めて事前に視覚化できること、CADがあることで治具の図面化ができ、作業担当者との打ち合わせに正確性が向上した。製造の効率化以外にも、社内情報の共有にも一役かっている。

Fusion(Fusion360)の不明点や疑問点はフアクトのサポートを活用。

Fusion(Fusion360)はサブスクリプションでの契約となるため初期導入コストを抑えることができた。使用するに当たって、不明点や疑問点が出た場合はフアクトへ問い合わせをしサポート対応を受けている。切削担当者以外へのFusionの浸透が次の課題となっている。

導入を検討されている企業に向けてのアドバイス

0を1にするのは大変です。ですがCADがないと客先との打ち合わせも面倒な時代になってきました。自社内でCADの使用ができる人材を増やすことで、別事業などの発想もできるようになります。Fusionは1つのツールではありますが、使いようで色々な可能性を秘めています。おすすめです。

プラン・期間が選択できるフアクトのサブスクリプション販売

自社のNC工作機械で必要な最低限の機能だけを使って、できるだけコストを抑えたいですよね。そんなときには、CAD/CAMのサブスクリプション販売の利用をおすすめします。ここでは、「CAD/CAMのサブスクリプションとはどのようなものなのか」について詳しくご紹介します。

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株式会社 大矢製作所

横浜工場:
〒223-0061 神奈川県横浜市港北区日吉7丁目22-57-8
業種 製造業
事業内容 金属加工業(高圧ホース継手金具・自動車部品・その他)
従業員 11名
WEBサイト https://www.ohya-seisakujyo.com/

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