「Autodesk Fusion」は、CADとCAMが完全に統合された、業界初のプラットフォームです。

年間88,000円※1という低価格ながら、CAMはもちろん、5軸加工も可能です。
※1…同時5軸加工を行うには、別途オプションのご契約が必要となります。

フアクトからご利用をお申し込みいただくと、次の3つのサポートが受けられます。

• 3軸加工・旋盤加工・複合旋盤加工・4軸加工・5軸加工
• ポストプロセッサの提供、作成支援
• 電話及びメールでの即時問い合わせ・遠隔操作での直サポート

「Autodesk Fusion」について詳しくは、下記ページをご覧ください。
Autodesk Fusion の全て

武雄教授に、同時5軸加工が可能なさまざまなソフトウェアから、「Autodesk Fusion」を選んだ理由を伺いました。

武雄教授：たとえ500万円を超えるような高価なソフトを購入して1台のパソコンだけにインストールしても、学生全員が使うには不便です。クラウド型の「Autodesk Fusion」なら、約200台の学生用パソコンから、さらにインターネット環境さえあれば自宅からでも使えます。

また、高価格なCADやCAMを導入したとしても、実際に稼働させるのは年間で数時間程度。その上、学生用のパソコンが約200台あるため、メンテナンス費も安くはありません。その点、コストパフォーマンスの高い「Autodesk Fusion」は魅力的でした。※2

しかも、フアクトから申し込めば、手厚いサポートも付いてきます。

※2「Autodesk Fusion」では、学生や教育機関向けには、無料で利用できるライセンスが用意されています。

加工機は、DMG森精機株式会社の「DMU50 3rd Generation（同時5軸仕様）」を使用。
同時5軸加工のサンプルとして、5軸加工の代表例ともいえるブレードとインペラの2製品を削りました。サンプル品は、Fusionのメーカーである、Autodesk社よりご提供いただきました。
ポストプロセッサとプログラムの作成・提供はフアクトが担当。

現地でも、フアクトの技術者がさまざまな調整を行い、ブレードとインペラの同時5軸加工に成功しました。

武雄教授：現時点では、成功といえます。正直なところ、加工を行ってみるまでは、あまり期待していませんでした。それが、実際に形になったので、良かったと思っています。

学生たちの反応も良く、皆、動画を撮りながら見ていました。
卒業生まで見学に来たのには、驚きましたね。加工会社に就職した卒業生たちが中心で「うちの会社にも、こういう機械があったら…」「うちの会社にはあるが、加工ではこの部分が大変で…」と苦労話に花を咲かせていました。

特に、中小企業は人材不足に悩んでいると思いますが、中小企業にこそ、同時5軸加工を導入して欲しいと思います。人が足りないからこそ、IT技術を導入して補って欲しいですね。

加工中、フアクトのサポート担当の方に「あと何mm詰められる？」と聞くと、「あと何mmまでいけます」との返答があり、すごいなと思いましたね。当科の非常勤講師として来て欲しいくらいです（笑）。

加工後、別日程にて先生方を対象にAutodesk Fusionの操作講習を実施いたしました。当日は、Autodesk Fusionの操作に興味のある学生たちの参加もあり、総勢30名ほどに受講いただきました。

また、後日、ものつくり大学にてオープンキャンパスでも同時5軸加工が行われました。

【Youtube】ものつくり大学武雄教授より、卒業研究のサポートに対する御礼と成果物の動画を頂きました。