PRODUCT製品紹介:Fusion 360 コラム記事

Fusion360の移動コマンドでスケッチを動かす方法と位置合わせの仕方

2020年12月01日(火) 更新

Fusion360は操作性に優れた3DCADソフトであり、用意されている便利なコマンドを使うことでさまざまな種類のデザインが行えます。

そこで今回は、Fusion360の中でもとくに基本となる「移動コマンド」と「位置合わせ」のコマンドについて解説します。3DCAD初心者の方におすすめの記事なので、ぜひご覧ください。

fusion360 移動_サブ.jpg

Fusion360の移動コマンドの使い方

まずはもっとも基本的な移動コマンドの使い方です。以下からは、スケッチとボディに対しての操作を説明します。

基本的な移動方法

まずは操作の基本として、スケッチとボディ、それぞれの移動方法を見ていきましょう。

スケッチ

スケッチタブ内の「修正▼」を選択し、中にある「移動/コピー」をクリック。その後、スケッチで描写された図形を選択することで移動が行えます。
選択できるのは点と線、いずれかのパーツです。マウスでクリックすると現れる↑と→の矢印をマウスでつかんでドラッグすると、図形全体を上下左右に移動できます。
ただし、一つ注意が必要なのが「水平の拘束」です。
たとえば右上の点をクリックしたまま、↑矢印の方向へドラッグしてみましょう。illustratorなどの場合は点に接続されている線だけが伸びます。しかし、Fusion360は左上の点も、右上の点と同じ動きをしてしまい、結果として縦長の形状ができてしまうのです。
もしもスケッチの移動をしていて思ったように移動ができない場合は、「水平の拘束」が働いていないかを確認しましょう。また、拘束を解除したい場合は、拘束アイコンを右クリックし削除を行ってください。

ボディ

スケッチから押し出しなどで作られた立方体は「ボディ」として表示されます。ですが、基本的な考え方はスケッチと同じ。「修正▼」のなかの「移動/コピー」をクリックした後、点や線をつかみ、矢印方向ドラッグすることで移動が行えます。もしくは、矢印の根元部分にある丸くて白いポイントをつかむことで、より自由な移動が行えます。

移動コマンドを使用したスケッチの回転方法

スケッチの回転も移動コマンドを使います。まずは「修正▼」内にある「移動/コピー」をクリック。その後、点か線のいずれかを選択します。この際、矢印だけではなく、衛星のような丸くて青いポイントが見つかるはずです。そのポイントをマウスで掴んだまま動かすと、自在にスケッチを回転できます。

なお、回転の中心となるのはピボットと呼ばれる点です。ピボットを移動すると、回転の中心点を調整できます。

また、ボディの場合にはXY軸を中心とした平面のスケッチにはない、Z軸を用いた3D的な移動も可能です。スケッチのときと同じく、丸くて青いポイントをつかんでマウスを動かすと、角度が調整できます。まるで前転・後転をしているようなアクションで、自由な角度調整が行えます。

位置合わせのコマンドでオブジェクトを移動させる方法

3DCADはXYZと3次元的に空間が広がっているため、手動による位置合わせが困難です。そこで活用したいのが「位置合わせ」のコマンドです。

2つ以上あるスケッチやボディは、位置合わせコマンドによってきれいに整列できます。以下で具体的な操作方法を解説します。

位置合わせの基本的な使い方

まずはボディを複数個用意します。できれば角と直線があるほうが分かりやすいので、今回はシンプルな立方体を作ってください。
モデリングが完了したら、「修正▼」内の「位置合わせ」をクリックしてください。すると、右側に「位置合わせ」の設定ウィンドウが現れます。中にある「始点」と「終点」には、それぞれ位置を合わせたい点・線・面を設定します。
たとえば、立方体Aの低面と立方体Bの上面を選択すると、立方体Aが立方体Bの上に積み重なる状態になります。もしくは、立方体Aの前面左斜め下の頂点と、立方体Bの前面右斜め下の頂点を選択してみましょう。「OK」をクリックすると、ぴったりと角を合わせて整列してくれます。
そのほか、中心点同士の位置合わせや線と線の位置合わせなど、用途に応じてさまざまな操作が可能です。
ただ、最初のうちはどの部分が関連し合うのか、理解に時間がかかるでしょう。気軽にモデル化ができるのがCADソフトの良いところです。さまざまな対象物を作り、練習を重ねながら自分のスキルアップにつなげましょう。
なお、位置合わせは、オブジェクトだけに有効なわけではありません。原点に対しての位置合わせも可能です。

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