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CADの基礎知識と導入のメリット|押さえておきたいポイントとは?

2019年03月07日(木) 更新

工業製品の設計過程では必ず設計図が作成されます。古くは、職人による手書きで行われていた製図の作業ですが、現在は「CAD」によってコンピューター上でできるようになりました。この変化により、生産プロセスの効率が飛躍的に向上したことは言うまでもありません。こちらでは、CADというシステムの概要や大まかな種類、導入するメリットや導入前に押さえておいていただきたいポイントについてお話します。

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CADの基礎知識

CADは、今や製造の世界では欠かせない製図ツールです。まずは、CADの概要について把握しておきましょう。

CADとは?

CADとは「Computer Aided Design」の略です。日本の現場では「キャド」と呼ばれます。直訳すると「コンピューターによる設計支援」であり、コンピューターによる設計システムの総称です。
1960年代にCADの原型となるシステムが誕生しました。以降、技術向上や設計する工業製品の多様化に応じてさまざまなCADが生まれています。現在、工業製品として生産されているものはほとんどがCADの産物と言えるでしょう。

CADの種類と特徴

CADには以下のような種類があります。

・2次元CAD

最も、簡易的なCADです。線分や円弧を用いて、平面図や立面図を制作します。CADの中では最も入力が簡単であり、無料で提供されているソフトもあることから導入が容易です。

・3次元CAD(3DCAD)

立体の製図に使用します。直方体や球が主な構成要素です。最終的な生産物の仕上がりがイメージしやすいことから、さまざまな現場で使用されています。3次元データから、2次元データを作成することも可能です。
一方で、パソコンの要求スペックが高く、ツール自体の価格も高いことから導入にはコストがかかります。行う処理によって「ハイエンドCAD」「ミッドレンジCAD」「ローエンドCAD」に分けられています。

・専用CAD

建築、土木、配管、電気工事など、それぞれの業務での製図に特化したCADも存在します。設計や製図ができる点は通常のCADと共通ですが、独自の操作感や機能の作業効率を向上させています。

・汎用CAD

どの分野でも使える汎用性に優れたCADです。反面、搭載されている機能が多く、製図の操作を習得するまでには時間がかかる場合があります。

CADを導入するメリット

CADの導入による代表的なメリットをご紹介しましょう。

作業の効率化

手作業の製図に対し、大幅に作業を効率化できます。ミスで記入した線分は削除できるため、修正しながら作業を進められます。当然ながら、完成する図面は寸法や面積の整合性がとれており、計算も容易です。
また、技術習得は職人的な鍛錬が必要だった手作業の製図に比べると時間がかかりません。そのため、習得コストが低いというメリットもあります。図面の見やすさが個人に依存しないのも特徴です。

図面のスムーズな管理・共有

図面は紙ではなくデータとして管理・共有されるため取り扱いが簡単です。図面収納のために、物理的なスペースを確保する必要はありません。過去に作成した類似製品の図面を再利用することもできます。また、近年では図面データをタブレット端末で共有している現場もあるようです。

CADを導入する際のポイント

CADを導入する際には、以下のようなポイントに気を付けましょう。

導入の目的を明確にする

CADの導入にはコストが発生します。また、製図ができるようになるための技術習得もすぐに終わるわけではありません。導入の目的を明確にしたうえで検討しなければ、CADが無駄になってしまう恐れがあります。
そもそも、CADの導入によって何を改善したいのか見極めましょう。本来の目的は「CADを使いこなすこと」ではないはずです。

使いやすいものを選ぶ

上述したとおり、CADにはさまざまな種類があります。自社の業務に適しているものを選ばなければ、ストレスが溜まってしまうかもしれません。CADの搭載機能や操作性は、作業効率に大きく影響します。
また、見落としてはならないのが対応しているデータ形式です。自社で扱っているデータ形式に対応していれば、スムーズに導入できます。取引先のデータ形式も意識してください。
CADの導入が初めてであれば、購入後のサポートについても注目しましょう。ベンダーによっては、電話サポートサービスやセミナーを提供しています。

補助金制度を利用する

ビジネスでCADを導入する場合、コスト面の負担を軽減できる制度があります。それが、「IT導入補助金制度」です。
中小企業や小規模事業者の業務効率向上・売上向上をサポートするために、ITツールの導入にかかるコストの一部を補助しています。CADの導入もこの制度の範囲内です。詳しい条件などは、経済産業省・IT導入補助金事務局のWebサイトで詳細を確認できます。
https://www.it-hojo.jp/
なお、弊社で「FeatureCAM」や「SOLIDWORKS」を導入した場合、IT導入補助金の対象となります。CAD導入のコスト面を懸念されている方は、ぜひIT導入補助金制度をご利用ください。

製図業務を行っているならCADによる恩恵は大きい

図面作成の効率を大きく向上させたCADは、すでに多くの産業にとってなくてはならない存在です。自社の分野とマッチングのよいツールを選べば、製図の手間や時間が大きく削減されるでしょう。図面作成を行っているのであれば、ぜひCADの導入をご検討ください。

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