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NCデータの変換に必要なソフトウェアとは?CAD/CAMなら効率的な作業が可能

2019年08月28日(水) 更新

NC工作機械を制御するためのNCデータは、マニュアルプログラミングも可能です。しかし、複雑な複数作業工程や動作を指示したい場合には、非常に時間がかかってしまうというリスクがあります。そのため、一般的にはソフトウェアのデータ変換機能を使って、自動変換させた方が簡単です。これにより、作業効率も大きく向上させることができるでしょう。ここでは、NCデータへの変換に必要なものや、NCデータ変換の主な流れ、おすすめのソフトウェアなどについて、詳しくご紹介します。

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NCデータへの変換に必要なものとは?

NCデータの変換に使用するソフトウェア

NC工作機械を操作するためには、NCデータと呼ばれるプログラムが必要となります。NCデータによって、NC工作機械の動作を制御することができ、作業条件や縦軸横軸の移動など、マシンを思うように自動で操作させることができるようになります。
NCデータを作成するためには、一般的にCAMが使用されます。CAMは、CADなどによって、平面的に構造やブロックを編集・作成した図面から、CLデータつまりツールパスを作成して、NCデータを変換することができます。
ただし、CADやCAMには、さまざまな種類があり、それぞれフォーマット(stream等)の違いをはじめとする独自の特徴があります。異なるソフトウェア同士でデータのやり取りを行うと、互換性に問題が発生する恐れがあります。
そのため、2つのソフトウェアが一つのパッケージとなった、CAD/CAMを導入するケースが増えています。CAD/CAMであれば、データの互換性に関する心配不要で、動作させることができるでしょう。

データの変換がスムーズなCAD/CAMの特徴

CAD/CAMを一言でいうと、CAD機能とCAM機能を兼ね備えたソフトウェアです。かつては、それぞれ分かれていたソフトではあるものの、近年市場で出回っているCAMソフトの多くは、CAD/CAM構成となっています。
図面の設計から、NCデータ作成までの、一連の流れを同じソフト内で実行することができるので、互換性に関するリスクがなくなります。また、同一ソフトであることから、切り替えなどの作業時間の削減による業務効率アップにより、品質も向上できる可能性があるでしょう。CADで作成した形状データを活用することができるため、マニュアル登録では手間がかかるような、より複雑なNCデータでも最適化した状態とすることができます。
なお、3次元加工をしたい場合は、3次元CAD/CAMが必要となります。購入前には、しっかりと確認をするようにしましょう。

CAMでNCデータに変換するまでの主な流れ

CAMでNCデータへ変換するまでの一連の流れについて、詳しくご紹介します。

CADで製図を行う

まずは、CADで加工部品の形状データを構築していきます。最終的にNCデータへ変換するのはもちろんのこと、製図した図面を紙に出力したり、PDFデータにしたりすることも可能です。
基本的には2次元データとなりますが、obj形式のファイルなどの3次元データを作りたい、もしくは表示させたい場合は、3次元対応のソフトを購入する必要があります。なお、3次元対応のソフトは、搭載するPCのOS(windows XP、8、10等)、プロセッサーやメモリなどについて、2次元対応のソフトに比べて、指定しているスペックが高い傾向があるので注意してください。

ツールパス(CLデータ)を作成する

ツールパスとは、工作機械が動かす工具の軌跡情報のことをいいます。CADで作成した図面を作成するために、どんな工具を使用するのか、どのように動かすのか、加工をする際の速度などの情報を、細かく指定することができます。CAD/CAMであれば同一のソフト上での作業なので、この段階で不具合が生じた場合に、CADに戻って図面の変更や部分的なブロックの削除などをすることも簡単にできるというメリットがあります。
なお、CLデータのコードでは、NC工作機械は読み取ることができないため、動かすことができません。

ポストプロセッサを使用してNCデータに変換する

NC工作機械を動かすためには、CLデータをNC機械で読み取れる言語であるNCデータ(G1、G2等)に変換する必要があります。NCコードの変換には、ポストプロセッサというプログラムを用いることで、自動変換させることが可能です。CAM独自の言語であるCLデータをポストプロセッサで読み込ませることで、工作機械が理解できるNCデータへと変換することができます。

おすすめのソフトウェア

FeatureCAM

主な特徴
FeatureCAMでは、軌跡計算を行った後、NCデータを保存することでNCデータを作成することができます。ポストプロセッサは、お客様に公開しているので、お客様自身でポストプロセッサをカスタマイズすることが可能です。
カスタマイズは柔軟に対応できるので、幅広い工作機械に対応しています。

MMEditor

主な特徴
NCデータを編集・変換するソフトウェアです。例えば、FANUCのNCデータをOSP向けに変換するなど、さまざまな制御装置のNCデータに対応しています。

CAMを使ってNCデータを簡単に変換させよう

NC工作機械を動かすための、NCデータは手動で作成することもできますが、複雑な工程を正確に支持するためにも、CAMを使って自動変換させることをおすすめします。CAD/CAMであれば、CADからCAMへの互換性などを考える必要がないため、非常に便利です。CADで作成したデータをもとに、そのままシステム内のCAMでツールパスを作り、ポストプロセッサでNCデータへと変換するだけの簡単な作業となります。今回ご紹介したソフトなどを実際に導入して、NCデータを簡単に作成してみてはいかがでしょうか。

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