CAM自動化ソフトで作業の80%を効率化
CAD・CAMソフトの利用でよくある悩み

- 類似品が多いのに、1つ1つプログラムを組んでいるのは時間がかかる。
- プログラムに時間をかけるのはコストに見合わない。
- 人の手をあまり掛けずにプログラムを出したい。
CAD/CAMを導入しても「使う人がいない」、「習得する時間がない」など、様々な悩みがあります。 更に、思っていた成果が得られず「手打ちでやった方が早い」という事で使わなくなってしまったという場合もあります。これらを解消するには、極端に言えばボタン一つでプログラムを作成出来るCAMが必要になります。
CAMの自動化機能

自動化を行うことにより、決められたパターンを基に、 データの読み込みから加工工程の定義、NCデータ作成までの流れを自動で行うことで 人の手で行っていた作業時間を大幅に短縮することができます。
更に、元のデータに情報を付加することで、様々な組み合わせを実現できます。 例えば、この色の円にはタップ穴、この色の円にはリーマを行う、このレイヤーにはこの加工条件を用いるなど、幅が広がります。
作業別でCAM自動化機能の効果を比較
【部品加工の場合】

80%の作業、効率化に成功!!
CAMは、基本的に人の手で直接操作することを想定しています。ソフトウェアによっては、どの場所を加工するか、どの工具を使うか、どの様な条件で加工するかなど、全て手作業で行います。
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加工定義
従来
- どこを加工すればよいか、図面を見て加工を作成します。
自動化
- 決められたパターンに沿って自動的に加工定義します。
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工具選定
従来
- どの工具を使用するか、工具一覧から選びます。
自動化
- 定められた工具を自動で呼び出します。
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加工条件
従来
- 送り回転数、Zステップやステップオーバーなど、加工毎に都度設定します。加工が多いほど時間かかる作業です。
自動化
- 工具や材質によって条件を設定できます。
【こんな作業も自動化で効率化できる】
- 類似形状のDXF図面データが何百点、何千点もある
- 類似形状の3Dデータが多数ある
- 穴やポケットが多いベース加工
CAM自動化の仕組み・フロー 一例
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①加工の仕分け作業
フォルダ毎に加工条件などをあらかじめ設定しておき、加工方法に応じて各フォルダにファイルを入れます。 -
②データの読み込み
2次元データまたは3次元データを特定の場所から読み込みます。 -
③自動化マクロ実行
フォルダ毎に加工条件などをあらかじめ設定しておき、加工方法に応じて各フォルダにファイルを入れます。 -
④NCデータ保存
NCデータを指定場所に保存します。
※この流れは一例です。お客様の仕様により変わります。