CASE STUDY導入事例

株式会社 パパス 様

既存設備を活かし、Fusionで加工の幅を拡大

check_circle 導入事例の概要

株式会社パパス様は、創業50年以上の実績を持つ総合金属加工会社です。プレス・へら絞りなどの塑性加工をはじめ、金型設計、溶接、レーザー加工、機械加工、検査・組立、3D金属造形まで、幅広い技術を社内に備えています。設計から加工、組立、検査までを一貫して対応できる体制を強みとし、工業用ポンプや半導体関連部品、自動車・バイク部品、医療機器など、さまざまな分野の製品・部品を手がけられています。
複数のCAD/CAMを使用されていますが、取引先から依頼された製品の加工に新たな選択肢を加えるため、Fusionを導入いただきました。

1導入前の課題

もともと社内では複数のCAD/CAMを保有しており、取引先から加工依頼を受けたモデルについても、既存のCAMや工作機械の対話機能などを使い分けながら加工を行っていました。そのため、CAD/CAM自体がまったく不足していたというわけではありませんでした。
一方で、加工する製品や形状によっては、既存のCAD/CAMだけでは対応方法を検討するのに手間がかかったり、加工内容に応じて使用するソフトや方法を使い分けたりする必要がありました。また、取引先から依頼されるモデルについて、より効率的かつ柔軟に加工方法を検討できる環境を整えておきたいという考えもありました。
特に、現在使用しているCAD/CAMや対話機能を活用して加工することはできていましたが、「別の方法であれば、よりスムーズに加工できるのではないか」「これまで対応していなかったような加工にも対応できるのではないか」という部分について、検討する余地がありました。

2導入に至った経緯

比較的低価格で導入できるCAD/CAMとして「Fusion」を知り、現在使用している機械や加工内容に対して、Fusionを活用して加工プログラムを作成できないか検討し始めました。
特に、既存の設備や加工方法を活かしながら、新しいCAD/CAMを取り入れられる点に魅力を感じました。現在の加工環境を大きく変更したり、大きな設備投資を行ったりすることなく、新しい加工方法を試せることも、導入を検討する上でのポイントとなりました。
また、以前にも他のCAD/CAMの導入を検討したことがありましたが、高額だったことから導入を見送った経緯がありました。そのため、必要な機能を備えながらも、比較的導入しやすい価格で利用できるCAD/CAMを探していたという背景もあります。
そのようなタイミングで販売店からFusionの紹介を受けたことが、導入を具体的に検討するきっかけとなりました。もともと販売店から紹介を受ける以前に、個人でFusionの体験版を使用していたため、基本的な操作感やソフトのイメージについてはある程度把握していました。実際に自分で操作した経験があったことで、自社の加工にどのように活用できそうかというイメージも持ちやすく、導入後の活用についても具体的に検討することができました。
既存の設備を活用しながら新しい加工方法に取り組めることや、コスト面でも導入しやすかったことに加え、実際に体験版を使用して操作感を確認できていたことから、Fusionの導入を決めました。

3導入後の効果

Fusion導入後は、実際の加工業務に活用し、加工する製品に合わせてツールパスを作成するなど、実務の中で使用しています。特に、導入前から検討していた加工だけでなく、当初は想定していなかった加工についても、Fusionを使ってどのようなパスを作成できるのかを検討しながら、対応できる加工の幅を広げる取り組みを進めています。 そのため、現時点ではまだ社内で本格的に活用しきれている状況ではありませんが、実際の加工を通じて少しずつ使用経験を蓄積しています。
現在はMAZAK Integrexでの使用が中心となっていますが、今後は縦型マシニングセンタなど、別の工作機械にもFusionの活用範囲を広げていきたいと考えています。特定の機械や担当者に限定するのではなく、さまざまな加工案件や設備で活用できるようにすることで、社内でのFusionの利用価値をさらに高めていきたいと考えています。
操作や基本的な使い方については、導入時の操作講習を受けることで習得しました。現時点ではまだ本格的な活用段階ではないため、サポートを利用する機会は多くありませんが、今後、より複雑な加工や新しい加工方法に取り組む中で、不明点や疑問点が出てくることも想定しています。その際にはサポートも活用しながら、担当者の習熟度を高め、Fusionで対応できる加工を増やしていく予定です。
現時点で具体的な数値として示せる効果はありませんが、実際の加工にFusionを活用できるようになったことに加え、これまで検討していなかった加工にも新たな選択肢としてFusionを活用できるようになったことが、導入後の大きな効果だと感じています。今後、担当者の習熟や社内への浸透が進むことで、さらに活用範囲を広げていきたいと考えています。

4導入を検討されている企業に向けてのアドバイス

Fusionは体験版を利用することができるため、導入を検討している企業にとっても、実際の操作感や使い勝手を事前に確認しやすいソフトだと思います。
CAD/CAMは実際に触ってみないと、自社の加工や担当者の使い方に合っているか判断しにくい部分があります。その点、まず体験版で操作してみて、自社でどのような加工ができるのかを確認した上で導入を検討できるのは大きなメリットだと感じています。
また、これまで高額なCAD/CAMの導入を検討していたものの、費用面で見送っていた企業にとっても、検討しやすい選択肢の一つだと思います。
まずは実際に触ってみて、現在行っている加工にどこまで活用できるのかを確認してみることをおすすめします。

プラン・期間が選択できるフアクトのサブスクリプション販売

自社のNC工作機械で必要な最低限の機能だけを使って、できるだけコストを抑えたいですよね。そんなときには、CAD/CAMのサブスクリプション販売の利用をおすすめします。ここでは、「CAD/CAMのサブスクリプションとはどのようなものなのか」について詳しくご紹介します。

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基本情報

株式会社 パパス 様

所在地 ◆東京本社
〒158-0085 東京都世田谷区玉川田園調布1-14-22
◆相模原工場
〒252-0244 神奈川県相模原市中央区田名3312
◆田名工場
〒252-0244 神奈川県相模原市中央区田名3127
◆愛川工場
〒243-0301 神奈川県愛甲郡愛川町角田357-10
◆上溝工場
〒252-0243 神奈川県相模原市中央区上溝3991-1
◆タイ工場
700/930 Moo 5, Tambon Nongkh
発足 ・1970年 有限会社パパス絞り製作所を設立・創業
・1993年 株式会社パパスに社名変更
・1996年 相模原工場開業
・1999年 ISO9001認証取得
・2007年 中小企業ものづくり基盤 特定研究開発登録企業に認定
・2009年 ISO14001認証取得、大田ブランド登録企業に認定
概要 パパスは、金属加工を営む総合金属加工会社です。

パパスの特徴
1.トータルマニュファクチャリング 【トータルマニュファクチャリング】は、パパスの金属加工の特徴を表す言葉です。部品ごとに公差内で加工製造するだけでなく、すり合わせにより最終的な寸法を出し全体として機能する製品を作り出すパパスの総合的な加工能力を表します。パパスは様々な分野の技術を取り揃えているため、難易度の高い加工も自社で行え、トータルで製品を作ることができます。
2.設備先行投資型企業 パパスは最新機器を他社に先駆けて導入している【設備先行投資型企業】です。他社にはない最先端の技術を早くから身につけ、試作を何度も行った経験豊富な技術者が、お客様のご要望に合わせてサポートさせていただきます。
3.分野横断の技術·ノウハウを活かす パパスは、水ポンプ、自動車·バイク製品、半導体製造装置、医療機器など、多様な業界の製品を手がけています。単一業界に依存しない幅広い事業ポートフォリオを築くことで、景気や市場の変動に左右されにくい、安定した経営基盤を確立しています。多様な分野から得られる技術的な知見やノウハウを社内で共有し、相互に活かすことで、より高品質で付加価値の高い製品をお客様に提供できる体制を整えています。
URL https://papas-kk.co.jp/

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