CASE STUDY導入事例

睦合金工業株式会社 様

プログラム作成時間が約2~3時間から、30分程度に大幅短縮
時代のニーズにマッチした「モノ造り」を追求

check_circle 導入事例の概要

睦合金工業 株式会社(以下、睦合金工業)は埼玉県幸手市に本社を構え、金属加工メーカーとしてCAC406及び無鉛青銅の鋳造・加工を行なっている。弊社から睦合金工業がAutodesk Fusion (Fusion360)を購入した経緯を伺った。

1製品導入に至った経緯

Autodesk Fusion (Fusion360)の導入以前は、3次元加工で製作することが適した形状であった場合も、3次元加工ができなかったために、代替策として工具作成や治具作成などをしなければならず、工程数が増えていた。 過去に永久ライセンスのソフトの導入検討があったが、価格面で見送っていた。 Autodesk Fusion (Fusion360)はサブスクリプションでの利用となるため、導入までのハードルは低くなった。
Autodesk Fusion (Fusion360)の導入の目的は、外注で作成している金型作成の内製化、付随する治具作成の効率化・既存治具の作成時間短縮、加工プログラム作成時間短縮など、多岐に渡るものであった。

2製品導入の成果

フアクトからAutodesk Fusion (Fusion360)を導入後、3次元加工ができるようになり、工程数が減り、問題解決ができた。また、複雑形状への対応も可能となった。物体のみが来て図面がないケース、図面のみで物体がないケースのどちらに対しても加工プログラム作成時間が短縮でき、図面からの3次元モデル化の効率化、モデル作成→加工がやりやすくなったため、加工プログラム作成時間の短縮が実現した。約2~3時間かかっていた加工プログラムの作成時間が30分程度になった。
生産性の向上のために業務効率化によるコストダウンを行なっている。また、対話ではなくGコードでの加工の方は自由度があるので、手打ちで作っていた時よりも早くプログラム作成できる。

3今後行なっていきたいこと

他の従業員へも展開し、さらなる簡略化・効率化を狙っている。品質向上・低コスト化に努め、常に時代のニーズにマッチした「モノ造り」を追求して行きたいと語ってくれた。

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基本情報

睦合金工業株式会社 様

所在地 本社:〒340-0133 埼玉県幸手市惣新田5069番地
発足 1956年3月
概要 睦合金工業は創業以来、水道用バルブを中心とした青銅合金の鋳造に取り組んできた。2002年からは加工・組立事業も開始し鋳造から製品までの一貫生産体制を整え、短納期への対応、精度の高い加工、見た目良く仕上げることをモットーに鋳物の製造から加工までの一貫体制を整えている。
URL 睦合金工業 株式会社 webサイト