脱FPCを目指しビジネスを展開。加工技術までも開発できる開発型企業に。
取締役会長 八木澤 久之 様
蔵持は、1970年に金属のプレス加工を目的に創業した会社ですが、1976年からFPC(フレキシブルプリント配線板)の加工検査の業務を開始し、FPCの国内生産の拡大と共に成長してきました。そのFPCは、2000年頃には、生産拠点が中国や東南アジアが中心となり、国内生産が激減しました。蔵持も2001年に中国蘇州に現地法人を設立し、日系企業様向けにビジネスを行っておりましたが、人件費の高騰や地政学リスクから2013年に中国を撤退いたしました。その後脱FPCを目指し、FPCの加工で取り揃えた様々な加工設備や検査分析装置を用いたビジネスを展開し、加工技術までも開発できる開発型企業として、多くの分野からの引合をいただいています。
日常業務に追われることのない設計者が、3D-CADCAMを習得しアドバイザーとなる。
すでにマシニングセンターでの3D切削加工に3D-CADCAMは使用していましたが、設計は、未だ2D-CADCAMが主体となっています。2Dの場合、金型設計では不便はないが、部品数の多い装置を設計する際に、設計者自身がトレースを理解できなくなり、頭の中でシュミレーションしながらの設計となるので、非効率な設計業務となってしまうことが課題です。また、設計者自身が理解できない2Dは、他の設計者が理解することは大変難しいので設計の分業化ができないという課題もある。
この課題の施策として高価な金型設計業務用3D-CADCAMを以前導入したが、操作手順が分からなくなると解決までに時間を要して日常業務が停滞することから、設計者が使用しなくなってしまった。そこで、まずは生産ラインに含まれず日常業務に追われることのない設計者が、3D-CADCAMを習得し、その者をアドバイザーとして迅速な対応を行うことで、設計業務の停滞を抑制して3D-CADCAMの普及を進めるという施策だった。
この課題の施策として高価な金型設計業務用3D-CADCAMを以前導入したが、操作手順が分からなくなると解決までに時間を要して日常業務が停滞することから、設計者が使用しなくなってしまった。そこで、まずは生産ラインに含まれず日常業務に追われることのない設計者が、3D-CADCAMを習得し、その者をアドバイザーとして迅速な対応を行うことで、設計業務の停滞を抑制して3D-CADCAMの普及を進めるという施策だった。
お客様への設備仕様書として3D図面が効果を上げている。
Autodesk Fusion (Fusion360)を導入して約1年になり、自動機の設計に使用していますが、フアクトの技術部の方にご指導いただくことも多々あります。
お客様へ設備仕様書として3D図面が効果を上げていますが、習熟度は未だアドバイスできるレベルには至っていません。これからも研鑽を重ね、横展開という次のステージに行きたいと考えています。
お客様へ設備仕様書として3D図面が効果を上げていますが、習熟度は未だアドバイスできるレベルには至っていません。これからも研鑽を重ね、横展開という次のステージに行きたいと考えています。
サブスクリプションによってコスト削減。実際の業務に使用してからは、フアクトのリモート指導を受けている。
産業向け3D-CADCAMを購入すると、安くても150万円程の費用が発生し、保守契約料として20万円以上の費用が発生します。よって今後の使用年数にもよりますが、サブスクリプション契約によって年間20万円程度のコスト削減になっているものと予想します。
Autodesk Fusion (Fusion360)を使用するに当たって、まずは市販の操作ガイドを購入し、更にネットでの動画を見て自習しました。そして、実際の業務に使用してからは、フアクトの技術部の方にリモートで指導を受けています。
導入を検討されている企業に向けてのアドバイス
Fusionは、一般的CADの保守契約費用程度で使用することが可能です。3D-CADの有効性や課題を確認する際のリスクを最小限に抑えることができます。
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プラン・期間が選択できるフアクトのサブスクリプション販売
自社のNC工作機械で必要な最低限の機能だけを使って、できるだけコストを抑えたいですよね。そんなときには、CAD/CAMのサブスクリプション販売の利用をおすすめします。ここでは、「CAD/CAMのサブスクリプションとはどのようなものなのか」について詳しくご紹介します。
詳細はこちら
株式会社 蔵持
- 本社:
- 〒307-0017
茨城県結城市若宮9-20
TEL:0296-32-5454
FAX:0296-32-5470
業種 | 製造業 |
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事業内容 | 電子及び自動車関連の部材や部品の加工及び金型製造 |
従業員 | 99名 |
WEBサイト | http://kk-kuramochi.co.jp/ |