加工工程を忠実に守る。「短納期であっても美しい製品作り」がモットー。
南旺工業は、1953年に創立。フライス・旋盤加工から業務を開始し、1960年頃より精度の高い難しい仕事を受注するようになる。現在は電子部品の製造がメインとなっている。たとえ単純な加工、安価な加工であっても手を抜かずに加工工程を忠実に守り、「短納期であっても美しい製品作り」をモットーに部品製造をおこなっている。
1953年 | 創立。フライス・旋盤加工業務から開始。 |
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1960年頃 | 精度・加工の難易度の高い仕事を受注し始める。 |
時間短縮、コストの削減を目的としてFeatureCAMを導入
FeatureMILL2Dを導入するまでは、複雑な形状の部品加工に気の遠くなるような時間を要していた。また、工具・工程管理についても大変な思いをしていたという。時間短縮、コストの削減を目的としてFeatureCAMを導入することにした。また、通信機器のCARRY-3(フロッピーディスク版)では将来的にメディアが無くなる恐れ、保存性の問題を考慮し、NCツナガル(iPod)を導入することにした。
FeatureCAMでプログラムを作成することで簡単にシミュレーションが可能になった
FeatureCAMの導入により、プログラム作成や段取時間の短縮が実現。手打ちよりもFeatureCAMでプログラム作成することで簡単にシミュレーションが可能となった。加工前に容易に安全確認ができるようにもなった。また、手打ちのプログラムでは計算することが大変で、工具パスに無理があったが、FeatureCAMを導入してからは工具寿命の向上にも一役かっている。「FeatureCAM上の加工時間を見積りの参考にし、お客様に納得してもらう要素にもなっている」とのこと。
さらなるチャレンジへ
FeatureCAM導入により加工時間も短縮。これからは高速加工にもチャレンジし、さらなるコスト削減を目指そうと考えている。将来的には3D加工にも挑戦したいとのことであった。研究と工夫で他社に出来ない様な薄物品加工、絶対傷ナシを目標に、今まで参画したことのない分野にも積極的に参入したいと抱負を語ってくれた。
南旺工業株式会社
- 本社:
- 〒146-0085 東京都大田区久が原5丁目12-5
03-3752-3311
業種 | 精密機械部品製造 |
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事業内容 | 電気電子部品、半導体部品、液晶体部品 |
従業員 | 5名 |