CASE STUDY導入事例
南旺工業株式会社 様
高度な品質と緻密な管理体制の確立を図り、
”超精密金型づくり”の極限を追求。
check_circle 導入事例の概要
南旺工業株式会社様(以下、南旺工業)は、1953年に創立。フライス・旋盤加工から業務を開始、現在は電子部品の製造等が中心となっている。高精度品、薄物品、傷ナシ品を得意としている。今回はFeatureMILL2Dを導入した経緯とその後の話を生産チームリーダーの佐藤義廣様に伺った。
目次
1製品導入前の課題と経緯
FeatureMILL2Dを導入するまでは、複雑な形状の部品加工に気の遠くなるような時間を要していた。また、工具・工程管理についても大変な思いをしていたという。時間短縮、コストの削減を目的としてFeatureCAMを導入することにした。また、通信機器のCARRY-3(フロッピーディスク版)では将来的にメディアが無くなる恐れ、保存性の問題を考慮し、NCツナガル(iPod)を導入することにした。
2製品導入で実現
FeatureCAMの導入により、プログラム作成や段取時間の短縮が実現。手打ちよりもFeatureCAMでプログラム作成することで簡単にシミュレーションが可能となった。加工前に容易に安全確認ができるようにもなった。また、手打ちのプログラムでは計算することが大変で、工具パスに無理があったが、FeatureCAMを導入してからは工具寿命の向上にも一役かっている。「FeatureCAM上の加工時間を見積りの参考にし、お客様に納得してもらう要素にもなっている」とのこと。
3今後の目標
FeatureCAM導入により加工時間も短縮。これからは高速加工にもチャレンジし、さらなるコスト削減を目指そうと考えている。将来的には3D加工にも挑戦したいとのことであった。研究と工夫で他社に出来ない様な薄物品加工、絶対傷ナシを目標に、今まで参画したことのない分野にも積極的に参入したいと抱負を語ってくれた。
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基本情報
南旺工業株式会社 様
所在地 | 〒146-0085 東京都大田区久が原5丁目12-5 |
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発足 | 1953年 |
概要 |
南旺工業は、1953年に創立。フライス・旋盤加工から業務を開始し、1960年頃より精度の高い難しい仕事を受注するようになる。現在は電子部品の製造がメインとなっている。たとえ単純な加工、安価な加工であっても手を抜かずに加工工程を忠実に守り、「短納期であっても美しい製品作り」をモットーに部品製造をおこなっている。
1953年 創立。フライス・旋盤加工業務から開始。 1960年頃 精度・加工の難易度の高い仕事を受注し始める。 |
URL |