CASE STUDY導入事例
株式会社ナベセイ 様
Autodesk Fusion (Fusion360)を使用して複雑な加工パスの作成や3次元加工、金型加工、5軸加工が可能に。
Autodesk Fusion (Fusion360)のサブスクリプションは導入費用が安く手を出しやすい。
check_circle 導入事例の概要
株式会社ナベセイ(以下、ナベセイ)は1958年に神奈川県川崎市にて創業し、1985年に有限会社渡辺製作所を設立。
汎用旋盤、NC旋盤、5軸マシニングセンターを巧みに使い、小ロットから中ロット加工を行なっている。加工品目は、大学や研究機関向け実験用治工具試作、工業用特殊工具、産業用防災機器、各種金型、半導体製造装置部品、宇宙航空関連部品など多岐に渡っており、少量多品種の試作を行っている。
このたび、フアクトからナベセイがAutodesk Fusion (Fusion360)を購入した経緯を伺った。
目次
1導入前の課題
Autodesk Fusion (Fusion360)を導入する前は加工機の対話機能でできる範囲の加工のみの対応が可能だった。
3次元加工や金型加工の対応は実現できず、また、5軸加工機を所有はしていたが、3軸での加工のみで5軸加工の機能を活用できていなかった。
2導入の効果
Autodesk Fusion (Fusion360)、5軸割出加工用ポストプロセッサ、4軸巻き付け加工用ポストプロセッサ、Q&Aサポートをフアクトから導入したことにより、対話機能ではできなかった複雑な加工パスの作成、3次元加工や金型の加工、5軸加工ができるようになった。
また、加工前のシミュレーションでの工具の動き方や形状確認、治具との干渉確認ができるようにもなった。
3導入の経緯
CAD/CAMを導入するにあたり、知り合いからAutodesk Fusion (Fusion360)の話を聞いた。コストをかけずにいろいろなことが可能となり、サブスクリプションで導入コストが安く、手を出しやすいことが決め手の1つとなった。
4今後の目標
今後の目標は「お客様を増やすこと」、また「下請けだけでなく、上流のところからの仕事(自社ブランドや自社製品のほう)にシフトしていくこと」。CADの機能をより使いこなし、自分たちが考えたアイデアを形にしていきたいと語ってくれた。
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Autodesk Fusion (Fusion360)導入事例集
Autodesk Fusion (Fusion360)をご導入いただきましたユーザー様の「生」の声と、担当営業の解説を付属した資料です。導入前の悩みをどのように改善したのか、是非ご覧ください。
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プラン・期間が選択できるフアクトのサブスクリプション販売
自社のNC工作機械で必要な最低限の機能だけを使って、できるだけコストを抑えたいですよね。そんなときには、CAD/CAMのサブスクリプション販売の利用をおすすめします。ここでは、「CAD/CAMのサブスクリプションとはどのようなものなのか」について詳しくご紹介します。
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基本情報
株式会社ナベセイ 様
所在地 |
本 社:〒211-0035 神奈川県川崎市中原区井田1-1-26 横浜工場:〒224-0024 神奈川県横浜市都筑区東山田町1583 |
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発足 | 1985年5月 |
概要 | ナベセイは、1958年に神奈川県川崎市にて創業してから60年以上、親子三代にわたってプレス製品を中心とした部品にタップ加工を主に行ってきた。2022年には社名を「株式会社ナベセイ」に変更し、横浜工場を設立して新たな機械も導入。新しい加工のチャレンジに日々邁進している。 スゴ腕の工場長へ直接モノづくりの悩みを相談できる、「工場長へダイレクトコール」を設けるなど、ベストな制作方法を提案できる体制を整えている。また技能オリンピック選手も腕を振るっている。 |
URL | https://www.nabesei.jp/ |