CASE STUDY導入事例
株式会社 御幸鉄工所 様
DMG森精機製DMU50の5軸加工プログラムを対話からFusionへ
時間の無駄・プログラム作成の制限を低コストで解放
check_circle 導入事例の概要
5軸加工機を最大限に活かすためにも、CAD/CAMソフトの導入は絶対に必要。
過去の経験から自社に必要な機能とコストのバランスを熟考されてのFusion導入へ
導入の効果はすぐに現れ、加工機の稼働率の向上と機械・プログラムのそれぞれのオペレーターの残業時間5時間/月削減
それまでの経緯を佐藤様、宮本様に伺ってきました。
過去の経験から自社に必要な機能とコストのバランスを熟考されてのFusion導入へ
導入の効果はすぐに現れ、加工機の稼働率の向上と機械・プログラムのそれぞれのオペレーターの残業時間5時間/月削減
それまでの経緯を佐藤様、宮本様に伺ってきました。
目次
1導入前の課題
導入前はDMU50のNCプログラムの作成は機械の対話プログラム機能以外に方法がありませんでした。
対話プログラム機能では
・プログラム作成も加工機の前に縛られる
・プログラム作成のタイミングも機械の稼働状況に制限される
・機械としては加工できる形状も、対話では作成できない事がある
このような問題があったので、時間の無駄を省いて加工の多様性を上げるためにも
『対話を使わずプログラムを作る』事が課題でした。
対話プログラム機能では
・プログラム作成も加工機の前に縛られる
・プログラム作成のタイミングも機械の稼働状況に制限される
・機械としては加工できる形状も、対話では作成できない事がある
このような問題があったので、時間の無駄を省いて加工の多様性を上げるためにも
『対話を使わずプログラムを作る』事が課題でした。
2導入した背景や導入に至った経緯
弊社では私たちの入社以前『シミュレーションで5軸加工機の動作を完全再現できる』という話に魅力を感じて、ハイエンドの800万以上のCAD/CAMを導入しました。
しかし、導入したCAD/CAMは操作が難しく、導入当初に講習を受けた弊社の担当者がメーカーの技術の方とやっとの思いで1本のプログラムを作ったきり、使わなくなりました。
結果としてCAD/CAMは定着しなかったため、シミュレーションという長所を実感するには至らなかったと当時から働いている社員から聞いていました。
そのような失敗はしたくないという思いは強く、CAD/CAMの導入に消極的になった事もありましたが対話の効率の悪さを感じるにつけ、 今必要なことは『対話を使わずプログラムを作ること』その思いと、もしダメでもこの価格であればという事もありFusionを導入しました。
インターネットで調べた中で、一番5軸のポストプロセッサの実績がありそうなイメージであったフアクトにFusionの5軸ポスト作成の問合せをし購入しました。
結果としてCAD/CAMは定着しなかったため、シミュレーションという長所を実感するには至らなかったと当時から働いている社員から聞いていました。
そのような失敗はしたくないという思いは強く、CAD/CAMの導入に消極的になった事もありましたが対話の効率の悪さを感じるにつけ、 今必要なことは『対話を使わずプログラムを作ること』その思いと、もしダメでもこの価格であればという事もありFusionを導入しました。
インターネットで調べた中で、一番5軸のポストプロセッサの実績がありそうなイメージであったフアクトにFusionの5軸ポスト作成の問合せをし購入しました。
3製品導入後の成果
効果は5軸ポストプロセッサ導入後すぐに現れました。
対話データの作成時間で加工機を止めている時間が必要がなくなったので
機械のオペレータとプログラム作成者の無駄な作業待ちの時間はなくなり
・機械の稼働率が大幅に向上
・機械オペレーターとプログラム作成者2名の残業時間をそれぞれ5時間/月削減
これだけで今回のポストプロセッサ導入費用の大半をカバーできる見込みがつきました。
また、サブスクリプションのCAD/CAMソフトということもあり導入時に検討した他のCAD/CAMソフトと比較しても、導入時のコストで500万円以上削減できました。 今はまだ使用しているのは1名だけですが、問題なく使っております。全てのプログラムを対話での作成は止め、Fusionで作成するようになりました。
次の目標はもう一人、二人とFusionを使う人を増やす事です。
・機械の稼働率が大幅に向上
・機械オペレーターとプログラム作成者2名の残業時間をそれぞれ5時間/月削減
これだけで今回のポストプロセッサ導入費用の大半をカバーできる見込みがつきました。
また、サブスクリプションのCAD/CAMソフトということもあり導入時に検討した他のCAD/CAMソフトと比較しても、導入時のコストで500万円以上削減できました。 今はまだ使用しているのは1名だけですが、問題なく使っております。全てのプログラムを対話での作成は止め、Fusionで作成するようになりました。
次の目標はもう一人、二人とFusionを使う人を増やす事です。
4導入を検討されている企業に向けてのアドバイス
私たちが考えたようにコストについてはご検討中のほとんどの会社さんが『5軸機用のCAD/CAM=非常に高額』という認識を持たれていると思います。 私たちが成功したのは『会社現在の課題を考えて先ず課題解決を実行して行こう』とリスクの少ない現実的な目標設定をしたことが理由です。
結果は想定外の低コストで目標が達成できました。
技術面に関しては事前のポスト作成の打合せの中で、Fusionでは自分たちが対話で作っていた通りのNCデータが出力できないことが判明しました。 しかしできない理由や代替の方法をフアクトのサポート担当者に説明してもらえたことで、今では問題なく使用できております。
また、日々の操作の疑問点に関してはリモートサポートが非常に使いやすいです。サポート時間外になった時に自分で調べようということもあったのですが、明らかに効率が悪かったので、それからは自分で調べることは程々にして、翌日サポートに問合せをしています。
結果は想定外の低コストで目標が達成できました。
技術面に関しては事前のポスト作成の打合せの中で、Fusionでは自分たちが対話で作っていた通りのNCデータが出力できないことが判明しました。 しかしできない理由や代替の方法をフアクトのサポート担当者に説明してもらえたことで、今では問題なく使用できております。
また、日々の操作の疑問点に関してはリモートサポートが非常に使いやすいです。サポート時間外になった時に自分で調べようということもあったのですが、明らかに効率が悪かったので、それからは自分で調べることは程々にして、翌日サポートに問合せをしています。
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プラン・期間が選択できるフアクトのサブスクリプション販売
自社のNC工作機械で必要な最低限の機能だけを使って、できるだけコストを抑えたいですよね。そんなときには、CAD/CAMのサブスクリプション販売の利用をおすすめします。ここでは、「CAD/CAMのサブスクリプションとはどのようなものなのか」について詳しくご紹介します。
詳細はこちら
基本情報
株式会社 御幸鉄工所 様
所在地 | 広島県福山市御幸町下岩成551-1 |
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発足 | 1970年4月 |
概要 |
970年佐藤鉄工を広島県福山市に溶接業として創業以来まもなく55年を迎えます。
出会いをカタチにつなげる、社会の役に立つ・面白いことに全力で向かっていくことをビジョンとして掲げています。社員一丸となって地道に勉強を重ね、スキルアップを図ってきました。 例えば、機械部品の製造を行う。産業機械や工作機械、半導体装置の部品を始め、NASAに納入された重力制御装置「Gravite」や歩行支援ロボット「RE-Gait」の製造を手掛けてまいりました。 製缶品が多いですが、部品や金型も作成しています。 製缶については材料取りから、加工、塗装など全工程を弊社内で完結できます。 |
URL | http://www.miyuki1.com/ |